カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
「池上彰の新聞ななめ読み」
あてにならぬ記憶と観察力 裁判員裁判スタート 朝日新聞20090810夕刊beワーク 3面 池上さんは、いつもわかりやすい言葉でニュースの解説や分析をしており、「わかりやすく伝える技術」などという本も出しているジャーナリスト。 この「池上彰の新聞ななめ読み」は、必ずチェックするコラムだ。 記事をとりあげ、新聞の報道のあり方などを考えさせる内容になっている。 メディアリタラシーを養う一助にもなるのではないか。 今回の内容は、裁判員裁判初日の様子を伝える新聞各紙の記事の比較から、人間の記憶や観察力というのは意外にあてにならない、同じものを見ていても、各人の受け取り方はさまざまだということを論じている。 朝日新聞 「被害女性の傷跡の写真」に対して、「男性裁判員は口を開けて息をのみ、女性裁判員2人もためらうように髪をさわったり、視線をそらせたりした」と描写 読売新聞 「痛いの写真を裁判員に見せる場面」で「裁判員の中には、耐えられずに目をそらしてしまう人もいた」と書いている 毎日新聞 「遺体の写真4枚」に対して、「裁判員は全員、目を背けなかったが、時折表情をゆがませ唇を固く結ぶ女性もいた」と書いている そういえば、「記憶は嘘をつく」(ジョン・トートル著)というタイトル本を書店で見たことがある。 昔から(自分の)記憶ほど当てにならないと感じていただけに、理論的に説明しているであろうこの本を気になっているが、まだ読めていない。 人は無意識に記憶をつくり変えながら生きている。 物事を見るときも、無意識に自分の都合の良いように(自分の持っているフィルターを通して)見ているのだ。 「池上彰の新聞ななめ読み」は以下のサイトでバックナンバーが読める。 https://aspara.asahi.com/column/ArticleList.do?siteId=ff8080811fd18b04011fd1a47aa90030
by ou_allons_nous
| 2009-08-10 21:00
| Articles
|
ファン申請 |
||