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生活の危機は人生の危機に非ず
~100年に一度の「危機」は人生を見つめ直す「好機」 ひろさちや氏のインタビュー http://doraku.asahi.com/ad/clients/bukkyou/index.html (以下、要約) ******************************************** いまの世の中、政治も経済も乱れ混乱していて、誰もが不安に思う。 でもその不安と感じるのはなぜか? それは、自分が今の生活を手放すのが怖いから。 でも、それは人生の危機ではなく、大概は生活の危機、金銭上の問題に過ぎない。 人生の危機と生活の危機は別だと知る手がかりは、仏教でいう「分別智(ふんべつち)」と「無分別智(むふんべつち)」という言葉。 世間で「分別のある人」といえばほめ言葉だが、仏教において「分別」を持つのは悪いこととされている。 例えば、余計なもの的な意味合いで呼ぶ「雑草」は、山野に生えれば「野草」になり、ときには「薬草」にもなる。 つまり、そもそも雑草なんて存在せず、自分勝手に分別をする知恵(分別智)を仏教は戒めて、草はただ草として見て分別しない知恵(無分別智)を教えている。 私たちは何かにつけて、自分に都合のいい物差しを持ち出して、これはいい、こっちは悪いと分別しているのである。 仏教は、不安は欲望の裏返しであることを説き、その処方箋として「少欲知足(しょうよくちそく)」ということを教えてくれる。 ************************************** 老子も、「足ることを知る者は富めり。強(つと)めて行う者は志有り。」と言っている。 「足るを知る」は、自分の心、意識の持ち方次第だな…。
by ou_allons_nous
| 2009-08-07 08:00
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